脚に動脈硬化が起こっても初めは、ほとんど自覚症状はありません。
動脈硬化が進行して、一定の距離を歩いたときに、脚の筋肉の主にふくらはぎが締め付けられるような痛みが起こり、歩くことができなくなります。
しかし、数分休むと痛みが治まり、また歩けるようになります。
このような状態を「間歇性跛行」といいます。
この間歇性跛行も閉塞性動脈硬化症の特徴の1つです。
さらに症状が悪化すると、歩かなくても脚が痛い状態になります。
その痛みは、夜眠れないほどになる場合もあります。
そのまま治療もせず、放置していると「潰瘍」ができたり、さらに悪化してしまい「壊死」ということにもなります。
壊死を起こしてしまうと切断しなければならなくなることがあります。
安静時でも脚が痛い人や潰瘍がある人が治療をせずに、放置していると半年間でおよそ40%の人が脚を切断する必要がでてきます。
しかし、間歇性跛行だけの場合、初期の段階できちんと治療をすると、脚を切断する必要がある可能性は、およそ5年で5%くらいです。
脚の切断を防ぐためにも、間歇性跛行の段階できちんと治療することが大切です。
閉塞性動脈硬化症の診断は、医療機関を受診して「脚の脈拍」「上腕と足首の血圧」を調べることでわかります。